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ついに悲願のアジア大会が開催!ポーカーの世界大会はいくつある?

皆さんは、ポーカートーナメントがあることをご存知ですか?ポーカートーナメントは、海外を中心にとても人気があります。どこでどんなトーナメントが開催されているか知らないという方も多いと思いますので、今回は世界で開催されている最も主要なトーナメントを紹介します。あの世界大会も初のアジア開催という情報もありますので、是非この記事を読んでみてください。

そもそもポーカー大会とはどんなもの?

そもそもポーカーの大会(ポーカートーナメント)とはどんな仕組みなのかわかりますか?ポーカーの大会では、参加費を払って参加しますが、その参加費が賞金総額と一部運営側の利益に充てられます。そして、順位で賞金が配られますが、賞金配分は上位10%に集中しており、参加者の半数以上が1円ももらえないケースがほとんどです。ポーカーの大会には、25億円を超える優勝賞金もあるので、一挙に億万長者になれる夢の大会でもあります。

ポーカーの世界大会を紹介

世界3大ポーカートーナメントと呼ばれている世界大会はWPT(World Poker Tour)、EPT(European Poker Tour)とWSOP(World Series of Poker)です。

これらの3つの大会を含むその他の世界大会がそれぞれどんな大会なのか紹介していきます。

World Series Of Poker(WSOP)

1970年からずっと開催されているWorld Series Of Poker(ワールドシリーズオブポーカー)は、年に1回ギャンブラーの聖地として名高いラスベガスで数か月にも渡って行われている世界最大のポーカートーナメントです。勝ち上がった9人のプレイヤーが最後に勝負をするファイナルテーブルは、全米でテレビ放送されるぐらいの一番の盛り上がりを見せてくれます。

WSOPの最初の優勝賞金は30,000ドル(約400万円)でしたが、去年に行われたWSOP2022メインイベントではなんと10,000,000ドル(約13億円)までに増額しています。WSOPメインイベントの参加費は10,000ドル(約120万円)という高額ですが、毎回参加者が増えていることもあり、優勝賞金も参加人数に合った額になっていて、賞金総額は80億円を超えることもあります。

European Poker Tour(EPT)

ほぼ毎月開催されているEuropean Poker Tour(ヨーロピアン・ポーカー・ツアー)は、ヨーロッパを中心に行われているトーナメントで、世界3大トーナメントの一つということもあり、世界中のポーカープレイヤーが EPT の頂点を目指して参加しています。多くの日本人プレイヤーも参加していますが、これまで日本からの優勝者はありません。

もとは2004 年にWPT のスピンオフとして行われたトーナメントですが、賞金プールは年々急増し、現在ヨーロッパ最大のポーカートーナメントになっています。参加費も高く、現在メイントーナメントの参加費が5,300ユーロ(約75万円)となっています。世界中から集まっていることもあり、参加人数はなんと6,000人を超えています。賞金は 2 億円を超えることもあり、WSOP に次ぐ世界第 2 位の大会です。

World Poker Tour Championships(WPT)

日本でも開催されている世界3大ポーカートーナメントの1つであるWorld Poker Tour Championships(ワールド・ポーカー・ツアー・チャンピオン)は、2002年からテキサス・ホールデムのトーナメントとして開催されています。現在、ロンドンやバルセロナ、韓国などの世界各地で開催されており、各トーナメントのファイナルテーブルはテレビで放送されています。WPTメインイベントの他にも、23歳以下のポーカープレイヤーのみが参加できるU-23やフリーロールというサイドイベントもあります。

しかし、メインイベントに参加するには、全国各地で開催されるサテライトカップ(予選トーナメント)を勝ち抜く必要があります。もう一つの参加方法は、協賛企業であるサミー株式会社のスマートフォン向けテキサスホールデムポーカーアプリ「m HOLD’EM」を利用して、サテライトカップを通過することです。優勝者は海外で行われるWPTに派遣され、数億円もの賞金を巡り世界最強のプレイヤーと対戦します。

World Championship of Online Poker(WCOOP)

2002 年に開始したWorld Championship of Online Poker(ワールド・チャンピオン・オブ・オンラインポーカー)は、ポーカースターズが主催するオンラインポーカーの世界大会です。2005年度のWCOOPでは、12,783,900ドル(約16.7億円)の賞金を生み出し、史上最大のオンラインポーカーイベントとしてだけでなく、2005年度の全ポーカーイベントで3番目に値するポーカーの大会になりました。

3 週間に及ぶWCOOPでは、あらゆるサイズのバンクロールに合わせたトーナメントを多数開催しており、リミットや、ポットリミット、ノーリミティッド、7カードスタッド、オマハなどの形式ゲームで勝負します。WCOOP2022には、参加費は5.50ドルから25,000ドルの幅広い参加費で104のイベントが開催されました。それぞれ低、中、高レベルの3つのバイインで、合計300を超えるトーナメントが行われ、その中には3つのNLHEメインイベントも含まれています。 また、12の「ワールドチャンピオン」イベントも含まれ、さまざまなモダリティでのオンラインチャンピオンを決める大会となりました。

Triton Super High Roller Series(Triton Poker)

スーパーハイローラーイベントの先駆けのTriton Poker(トリトン・ポーカー)は、今年の3月1日から2週間にわたってついに悲願のアジア(ベトナムの海辺の都市ホイアン)にて開催されます。この世界大会Triton Pokerは、ハイステークスのポーカーコミュニティを作り上げてきたポーカーの超プレミアイベントで、世界屈指の投資家や経営者、トッププロポーカープレイヤーなどのハイローラーたちだけが集まるトーナメントです。そのため、一般のプレイヤーは参加できないトーナメントとなっています。さらに、この Triton Poker は1,050,000ポンド(約1 億 6000 万円)という信じられないほどの参加費で、史上最高の賞金と参加費の記録を打ち立てています。

その他の大会

  • ACOP(アジア・チャンピオンシップ・オブ・ポーカー):中国・マカオで開催され、世界中からプロプレイヤーが集まるアジア最大のハイローラー向けのポーカー大会です。
  • APT(アジアン・ポーカー・ツアー):2008年に設立され、アジアを中心に開催され、日本国内でも公式予選会があるトーナメントです。
  • APPT(アジア・パシフィック・ポーカー・ツアー):アジアやオーストラリア、ニュージランドを中心に開催されるポーカースターズのポーカー大会です。
  • Aussie millions(オージー・ミリオン):1998年からオーストラリアのメルボルンにある「クラウンカジノ」で開催されている大会で、南半球最大規模のポーカー大会です。

最後に

今回は世界で開催されているポーカートーナメントを9つ紹介しました。一般の方が参加できないトーナメントもありますが、参加費さえ支払えば参加できるものもありますので、是非チェックしてみてください。なお関連サイト「気になりました。」では、雑学から芸能系の話題まで、日常で気になる話題が纏められています。興味のある方はこちらもぜひチェックしてみてくださいね。

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